子どものこころと体シリーズ<br> 学校の先生・SCにも知ってほしい不登校の子どもに何が必要か

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子どものこころと体シリーズ
学校の先生・SCにも知ってほしい不登校の子どもに何が必要か

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766422382
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0077

出版社内容情報

本書はスクールカウンセラー、親の会、児童精神科医などが子どもへの対応や支援について解説。親や子どもを支える情報を提供します。

▼本人、親、先生がこの苦悩を乗り越えるために

不登校をどのように理解し、どのようにかかわっていくべきか。
予防と支援の視点から、不登校支援に長年携わっている専門家たちが結集し、大切なポイントを伝えます。

 我が子が不登校になったときの親の悩みはとても深いものです。
 教師やSCは、予防教育をはじめ、不登校になったときの早期対応・専門機関との連携など、子どもや保護者への具体的支援が必要です。
 本書は、教育学・臨床心理学・精神医学の専門家が、不登校の現状を読み解き、不登校をどのように理解し、具体的にどう対応すればよいのかを、今、不登校のことで悩んでいる保護者、学校の先生やSCの方々のために、できるだけわかりやすくまとめたものです。
 本書が、我が子への対応や、児童生徒への教育実践を振り返るきっかけとなり、ひいては子どもたちの「生きる力」へとなれば幸いです。
(増田健太郎「はじめに」「おわりに」より)

はじめに ―― 「不登校ゼロ」は、本当によいことなのか(増田健太
 郎)

<b>序 章 不登校の現状と取組み</b>(増田健太郎)
 不登校児童生徒の実態 / 不登校児童生徒への対応

<b>第1章 不登校の子どものこころと不登校支援</b>
 1 不登校という行動の意味 ―― 精神科医の立場から(滝川一廣)
  1970~80年代前半の不登校 / 不登校への肯定的視点の登場 /
  現在の不登校支援

 2 不登校の子どものこころと援助(大場信惠)
  どんなときに不登校になるのか /
  心理テストの結果から不登校の子どものこころを感じる /
  不登校の子どもの気持ち ―― 溺れた人の気持ちから考える /
  不登校への援助について

 3 不登校児童が示す兆候(サイン)と対応(五十嵐哲也)
  最初に見られる兆候(サイン) / 長引いているときの兆候(サイ
  ン) / 復帰しかけているときの兆候(サイン) / 重篤な課題を
  抱えている不登校の兆候(サイン)

 4 保護者への不登校支援と、親の会の役割(加嶋文哉)
  「親の会」の発足 / 子ども支援は親の安心から / 二つの形の「親
  の会」 / 気持ちの共有 / 陰性感情を言葉にする / 支援を拒否す
  る親たちの心情 / 主体は子ども自身

<b>第2章 学校、教師やスクールカウンセラーの対応</b>
 1 上手な登校刺激の与え方と留意点(小澤美代子)
  不登校の全体像 / 「タイプ分けチェックリスト」 / 「状態像
  チェックリスト」 / 「回復を援助する関わり方チェックリスト」 /
  不登校の子どもたちへの適切な対応を願って

 2 スクールカウンセラーの関わりと心構え(石川悦子)
  初期対応 ??登校渋り?? / 不登校の背景 / 相談室登校 /
  不登校対応の心構え / 不登校児童生徒数の推移 / スクー
  ルカウンセラー等活用事業

 3 学級経営と校長・担任の役割:いじめ問題への対応(増田健太郎)
  いじめ問題の変遷 / 「いじめ」という言葉で括られる問題 /
  事例からいじめ問題の対策を考える / いじめが起こったときの対
  応 / 「黄金の三日間」を有効に

<b>第3章 不登校について医学的知見と対応</b>
 1 不登校と身体症状の関係(山崎 透)
  不登校と身体症状 / 不登校と関連する身体症状の分類 /
  不登校の子どもたちの訴える身体症状への対応

 2 起立性調節障害が引き金となる不登校(田中英高)
  最近、子どもたちの体とこころに起こっていること /
  起立性調節障害(OD)とはどんな病気? 不登校とは違うのでしょ
  うか? /
  起立性調節障害の発症の仕組みは? /
  起立性調節障害はどんな方法で診断するのでしょうか? /
  起立性調節障害にはこころの問題が関係するのですか? /
  起立性調節障害の治療について簡単に教えてください /
  担任教師・養護教諭の対応のポイント /
  ODの診断治療ガイドラインとはどのようなものですか?

 3 発達障害と不登校・ひきこもり(近藤直司・遠藤季哉)
  子どもにとっての学校生活 / 自閉スペクトラム症と不登校のメカニ
  ズム / 物理的刺激の回避から生じるひきこもり / 特別支援教育の
  地域格差と不登校 / ひきこもりリスクの高いケースとは / ひきこ
  もりリスクの高いケースへの支援について

 4 不登校・発達障害のための薬の基礎知識(黒木俊秀)
  なぜ薬物療法を行うのか / 薬物療法には限界がある /
  薬物療法のメリットとデメリットをよく知る /
  〈参考資料〉基本的な用語、向精神薬の種類と効能、向精神薬の副作
  用

おわりに

 初出一覧
 執筆者紹介

【著者紹介】
増田 健太郎
九州大学大学院人間環境学研究院教授。臨床心理士。教育学博士。専門は臨床心理学、教育経営学。教育と医学の会理事・編集委員。
1959年福岡県生まれ。九州大学大学院人間環境学研究科博士課程単位取得満期退学。小学校教諭、九州共立大学助教授などを経て現職。自由学園アドバイザー、NPO法人九州大学こころとそだちの相談室室長も務める。
著書に『信頼を創造する公立学校の挑戦』(共編著、ぎょうせい、2007年)、『教師・SCのための心理教育素材集』(監修、遠見書房、2015年)など。

内容説明

不登校をどのように理解し、どのようにかかわっていくべきか。予防と支援の視点から、不登校支援に長年携わっている専門家たちが結集し、大切なポイントを伝える。

目次

序章 不登校の現状と取組み
第1章 不登校の子どものこころと不登校支援(不登校という行動の意味―精神科医の立場から;不登校の子どものこころと援助;不登校児童が示す兆候(サイン)と対応
保護者への不登校支援と、親の会の役割)
第2章 学校、教師やスクールカウンセラーの対応(上手な登校刺激の与え方と留意点;スクールカウンセラーの関わりと心構え;学級経営と校長・担任の役割:いじめ問題への対応)
第3章 不登校について医学的知見と対応(不登校と身体症状の関係;起立性調節障害が引き金となる不登校;発達障害と不登校・ひきこもり;不登校・発達障害のための薬の基礎知識)

著者等紹介

増田健太郎[マスダケンタロウ]
九州大学大学院人間環境学研究院教授。臨床心理士。教育学博士。専門は臨床心理学、教育経営学。教育と医学の会理事・編集委員。1959年福岡県生まれ。九州大学大学院人間環境学研究科博士課程単位取得満期退学。小学校教諭、九州共立大学助教授などを経て現職。自由学園アドバイザー、NPO法人九州大学こころとそだちの相談室室長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みぃ

0
トラブルから子どもたちは「何を学ぶか」教師たちからは「何を学ばせるか」が大切。居場所とは、自分はここで受け入れられている(好かれている、認められている、必要とされている)、ここにいると安心する、ほっとすると、子供が感じる場のこと。不登校の子供への対応で大事なのは、指導や援助をいつの時期にするか。不登校とは、このままでは大人になれないぞ、という子供からのサイン。周囲の課題が見えてくる。親が支援を拒否するのは「できないことを色々指示されるくらいならほっといてください」という願いがある。それは救いを求める言葉。2022/07/26

kana

0
具体的に何が必要かという所までは読み取れなかったが、不登校の心理過程が記載されてあり、分かりやすかった。 2017/12/13

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