ノー・タイム・トゥ・ルーズ―エボラとエイズと国際政治

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ノー・タイム・トゥ・ルーズ―エボラとエイズと国際政治

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  • サイズ B6判/ページ数 464,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766421972
  • NDC分類 498
  • Cコード C0036

出版社内容情報

エボラ・ウイルスの発見者であり、HIV感染症対策の最前線に立ち続けた元UNAIDS事務局長・ピーター・ピオット氏の回顧録。

アフリカの熱帯雨林から国際政治のジャングルへ――
元UNAIDS事務局長が綴る、波乱万丈の回想録。

 1976年、ベルギーの若き医師ピーター・ピオットは、恐ろしい感染症を引き起こしていた未知のウイルスを調べるためアフリカ・ザイール(現コンゴ民主共和国)に赴いた。死と隣り合わせの任務のなかで、この「エボラ」がどう広がったのかを突き止めるべく現地の文化や風習に深く身を浸した彼は、感染症との闘いに一生をかけようと決意する。

 その6年後、彼は再びザイールの地を踏む。もう一つの新たな流行病、「エイズ」の感染が広がろうとしていたためだ。世界的に流行が拡大した80年代から、彼は国際的なエイズ対策を先導する役割を担い始める。その後、UNAIDS(国連合同エイズ計画)の初代事務局長として、国際的な協力体制を築くためネルソン・マンデラ、フィデル・カストロ、温家宝ら世界の名だたる指導者たちと、あるときは盟友関係を結び、あるときはタフな交渉に臨んでいく。国際機関の非効率や官僚的対応に苦しみながらも少しずつ歩を進めていくその過程には常に、有名無名の人びととの力強く、そして広範な「連携」があった――。

 21世紀を迎える激動の時代に、世界の仕組みを変える。ユーモアを交えながらもストレートに、そしてスリリングに綴られる三十余年の回想録は、今日もなお世界で猛威をふるう感染症と、個人そして社会がどう対峙すべきか、多くの示唆を与えてくれる。

日本語版への序文
序文

第1部
 第1章 青い魔法瓶の中のウイルス
 第2章 ついに冒険の旅へ
 第3章 ヤンブクの宣教会
 第4章 エボラ
 第5章 流行の噂とヘリコプター
 第6章 国際調査団

第2部
 第7章 エボラから性感染症へ
 第8章 アメリカ、そして帰国
 第9章 ナイロビ

第3部
 第10章 新たな流行病
 第11章 プロジェクトSIDA
 第12章 ヤンブク、再び
 第13章 流行の拡大
 第14章 衛兵の交代

第4部
 第15章 国際官僚として
 第16章 水の中のサメ
 第17章 基礎を固める
 第18章 カメレオンの教訓と素晴らしい連携
 第19章 転換点
 第20章 いのちの値段
 第21章 エイズの軍資金
 第22章 終わっていない課題

終章
謝辞

訳者解説 宮田一雄 
『NO TIME TO LOSE』日本語版刊行に寄せて 黒川 清・BTスリングスビー 
訳者謝辞 
索引

【著者紹介】
ピーター・ピオット
ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院学長、元国連合同エイズ計画(UNAIDS)事務局長。
1949年ベルギー生まれ。1976年、ヘント大学でM. D. 医学博士、1980年にアントワープ大学でPh. D(微生物学)取得。アントワープ熱帯医学研究所の微生物免疫学教授等を経て、1995年から2008年まで国連合同エイズ計画(UNAIDS)初代事務局長。2010年から現職。常に活動の拠点をアフリカに置き、エボラ出血熱、HIV/エイズをはじめとする感染症に関する研究を行う。またUNAIDS事務局長としてHIVの世界的流行に対する国際的関心を惹起し、地球規模での対策を実現させるうえで中心的役割を担った。2013年、アフリカでの医学研究・医療活動の分野において顕著な功績を挙げた者に贈られる「野口英世アフリカ賞」(第2回)を受賞。

内容説明

エボラウイルスの発見者、ピーター・ピオット氏の回顧録。HIV感染症対策の最前線に立ち続け、国際政治に翻弄されながらも、闘い続けた日々。

目次

第1部(青い魔法瓶の中のウイルス;ついに冒険の旅へ ほか)
第2部(エボラから性感染症へ;アメリカ、そして帰国 ほか)
第3部(新たな流行病;プロジェクトSIDA ほか)
第4部(国際官僚として;水の中のサメ ほか)

著者等紹介

ピオット,ピーター[ピオット,ピーター] [Piot,Peter]
ロンドン大学衛生・熱帯医学大学院学長、元国連合同エイズ計画(UNAIDS)事務局長。1949年ベルギー生まれ。1976年、ヘント大学でM.D.医学博士、1980年にアントワープ大学でPh.D(微生物学)取得。アントワープ熱帯医学研究所の微生物免疫学教授等を経て、1995年から2008年まで国連合同エイズ計画(UNAIDS)初代事務局長。2010年から現職。常に活動の拠点をアフリカに置き、エボラ出血熱、HIV/エイズをはじめとする感染症に関する研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

36
エボラとエイズの病理解明という科学的側面ではなく政治、予算人モノをどこにどれだけ配分するか、もぎとるかという話でした。折衝内容より、著者の感性がすごく参考になった。冒険者。そして半アウトサイダー。 所属は一時的で常に居場所を求めて挑戦する。著者は環境にすぐ適応するのにどこにいても完全に一部にならない自分の生き方を矛盾と呼ぶけれど、自らはまろうとしてそのくせ冷静でいるということは、すばらしいと思う。所属先に依存せず、利用し、常に社会に還元しようと思えば、そうなるのも当然。手段とての姿勢かなって2019/06/04

月世界旅行したい

8
おすすめ。2017/07/04

ねこけし

8
私が生まれる前の時代、第二次世界大戦後の公衆衛生の発展の中で何があったか。世界で何千何百万人の死をもたらしたHIVやエボラはどの様に発生し、広まったか。たかだが数十年前からのこととは思えないほど、HIVの感染の広まりはあまりにも深い社会の闇を反映している。世界の数多の先進国と発展途上国で同時に起こった感染爆発。その国の文化や宗教、政治家の一存で変わってしまう医療や予防政策の差をどの様に埋めるのか。手が付けられないと思われた状況が国際政治の交渉と駆け引きによって徐々に改善する様子を事細かに知ることができた。2016/01/31

太田康裕

5
ピーター・ピオットは若い頃にはコンゴで、まだ名前もなかったエボラ出血熱と戦い、やがて気付いたときには蔓延していたエイズとも戦う事になる。冒険小説のような前半とポリティカルサスペンスのような後半。とうてい、ひとりの経験と思えないほどにかけ離れた世界を繋ぐのは、著者のいつまでも消えることのない「病気で苦しむ人の為に」という思いなのだ。エイズについては、これほどの人が先頭に立ってくれなかったらと思うとゾッとするほど。難しい所は多少飛ばしても良いので、この本でブレないピーター・ピオットの心に触れて欲しいと思う。2015/06/09

Yoshiki Ehara

3
HIV/エイズ対策の国際政治の中心に立ち続けた元国連合同エイズ計画(UNAIDS)事務局長のピーター・ピオット氏の回顧録。冒頭のコンゴでのエボラ流行の衝撃的な現場シーンから始まり、医師・研究者としてエイズに関わり、外交官として国際交渉に臨み、UNAIDSを去るまでが描かれる。様々な立場で人類を脅かす感染症と闘うピオット氏だが、やるべき時にやるべき事に全力で取り組んだ結果、国際機関のトップに辿り着いた、というように読める。人生訓としてのカメレオンの逸話がとても印象的だった。2015/04/29

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