〈シリーズ〉Engineering Systems<br> エンジニアリングシステムズ―複雑な技術社会において人間のニーズを満たす

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〈シリーズ〉Engineering Systems
エンジニアリングシステムズ―複雑な技術社会において人間のニーズを満たす

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766421101
  • NDC分類 509.6
  • Cコード C3050

出版社内容情報

本書はエンジニアリングシステムズの入門書で、技術変化、規模、範囲、システム等に対応するためのアプローチ、枠組み、理論を解説。

21世紀のエンジニアに求められるものとは,いったい何か。

▼通信,交通,電力といった大規模な社会基盤システムはこれから,人や社会の多種多様な要求に応えながら,いざというとき想定外の結果にも速やかに対処できなければならない。

▼待望の邦訳! シリーズ第一弾

序論
 本書が生まれた背景
 本書の構成
 MITとの関係
 謝辞

<b>第1章 発明からシステムまで</b>
 1.1 発明の天才
 1.2 結合されはじめた発明
 1.3 ネットワークとインフラストラクチャー
 1.4 想定外の結果
 1.5 増えるシステム間の相互作用
 1.6 エンジニアリングからエンジニアリングシステムズへ

<b>第2章 エンジニアリングシステムとは何か</b>
 2.1 変化するエンジニアの役割
 2.2 定義
 2.3 エンジニアリングシステムを特徴づけるその他のものは何だろう
    か?
 2.4 機能タイプ

<b>第3章 システムに関する(再)考察</b>
 3.1 (再)洞察という観点
 3.2 規模と範囲
 3.3 機能
 3.4 構造(またはアーキテクチャ)
 3.5 時間的広がり
 3.6 社会的複雑さの統合
 3.7 複雑な因果関係

<b>第4章 エンジニアリングシステムのライフサイクル特性「イリティ」</b>
 4.1 単に「作動すること」だけでない重要性
 4.2 品質
 4.3 安全性
 4.4 ユーザビリティ/運用性
 4.5 保守性/信頼性
 4.6 拡張する視野
 4.7 イリティ間の関連性
 4.8 柔軟性
 4.9 復元力
 4.10 相互運用性

<b>第5章 エンジニアリングシステムズのモデル化および分析</b>
 5.1 システムの規模と範囲の定義
 5.2 機能の記述と実現
 5.3 システム構造の分析
 5.4 システムの振る舞いの時間的広がりの定量化

<b>第6章 部分的デザインと部分的進化</b>
 6.1 エンジニアリングデザインに対する人工物デザイン規模の影響
 6.2 大規模な社会技術に関する例:トヨタ生産方式
 6.3 部分的にデザインされ、部分的に進化した配電網
 6.4 部分的にデザインされ、部分的に進化したボストンの交通システ
    ム
 6.5 部分的にデザインされ、部分的に進化したインターネット
 6.6 大規模な社会技術的デザインの特徴と将来

<b>第7章 エンジニアリングシステムズ研究および教育</b>
 7.1 エンジニアリング教育の略史
 7.2 エンジニアリング教育の新局面
 7.3 学術機関において増加するエンジニアリングシステムズの影響
 7.4 大半の伝統的なエンジニアリング教育が重点を変更
 7.5 明らかになった個別性の問題
 7.6 学界の他の統合領域からのチャレンジ
 7.7 将来のエンジニアリングシステムズのカリキュラム

<b>第8章 将来の可能性</b>
 8.1 壮大なチャレンジ
 8.2 成功のイネイブラ
 8.3 将来へのシナリオ
 8.4 エンジニアリングシステムと(再)洞察という観点はどこに向
    かっているか?
 8.5 専門領域としてのエンジニアリングシステムの将来はどうなる
    か?
 8.6 グローバル規模のシステムのシステム?

付録 エンジニアリングシステム用語集

 索引
 訳者略歴

【著者紹介】
オリヴィエ・L・デ・ヴェック
マサチューセッツ工科大学教授。

内容説明

通信、交通、電力といった大規模な社会基盤システムはこれから、人や社会の多種多様な要求に応えながらいざというとき想定外の結果にも速やかに対応できなければならない。21世紀のエンジニアに求められるものとは、いったい何か。待望の邦訳!シリーズ第一弾。

目次

第1章 発明からシステムまで
第2章 エンジニアリングシステムとは何か
第3章 システムに関する(再)考察
第4章 エンジニアリングシステムのライフサイクル特性「イリティ」
第5章 エンジニアリングシステムズのモデル化および分析
第6章 部分的デザインと部分的進化
第7章 エンジニアリングシステムズ研究および教育
第8章 将来の可能性

著者等紹介

神武直彦[コウタケナオヒコ]
1973年生まれ。1998年慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻修士課程修了。2005年同大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。宇宙開発事業団開発員、宇宙航空研究開発機構主任開発員、欧州宇宙機関研究員を経て、2009年より慶應義塾大学准教授。アジア工科大学訪問准教授。米国PMI PMPおよびiNTACS ISO/IEC 15504 Assessor

白坂成功[シラサカセイコウ]
1969年生まれ。1994年東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了。2012年慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科博士課程修了。博士(システムエンジニアリング学)。三菱電機株式会社を経て、2008年より慶應義塾大学准教授。米国PMI PMP。ISO JTC1 SC7 WG42主査

春山真一郎[ハルヤマシンイチロウ]
1957年生まれ。1981年東京大学理学部物理学科卒。米国カリフォルニア大学バークレー校修士課程修了、テキサス大学オースティン校博士課程修了、理学博士。米国ベル研究所研究員、ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャ、慶応義塾大学理工学部情報工学科客員教授、訪問教授を経て、2008年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。電子情報通信学会フェロー

冨田順子[トミタジュンコ]
1993年東京大学工学部都市工学科卒業。川崎製鉄株式会社(現JFEホールディングス)勤務。米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校修士、IT大学コペンハーゲン校修士、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科勤務。現在は国際航業株式会社勤務。一級建築士、米国公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

88
知人が訳しているので手に取った。ORとの対比について書いているのはよいことだと思う。とかく、新しい理論だから過去の理論と違うという主張をする本がある。数式にしてみると全く同じことあり。本書でORで過去に社会システムを記述する際に、時定数の違い、確率の桁の違い、確率分布の違いについての知見の記述がない。神の視点にたった模擬試験、事後分析は歴史学という反省を吸収していない気がした。システムズエンジニアリングとの違いで言及していない。記述を自己理論に当て嵌めて成立するか検証するとよいかも。2014/05/02

Tenouji

6
ありそうでなかったような気がする、技術面でのシステム論を、今までの歴史的経緯も含めて、数学的ではなく、教書的に総括した本。現代の複雑なシステムを理解する視点として良書。特にイリティの考え方は、初めて知った。2019/03/14

Haruki Nishimura

4
「社会において重要な役割を果たすことを目的とする、高度な技術的複雑さ、社会的複雑さと精巧なプロセスで特徴づけられるシステム」=エンジニアリングシステムズという新しい領域に関して総合的に俯瞰している。時代の変遷とともに工学に求められるものがどのように変化してきたか、という視点からの記述がおもしろい。 「社会的・技術的に複雑なシステムをどう扱えばいいか」という問いに対して、現在どのようなアプローチがあるのかを知りたい人にとっては、全体を見渡せる地図のようなものだと思う。 ただし訳版より原書が良い。2014/03/18

ノンミン

2
非常にグローバルな視点で物事が分析されているので、とても視野が広がりました。エンジニアリングの分野が複雑化していることがよくわかる一方で、うまいこと紐解けば、シンプルに考えることができることも分かりました。2024/06/11

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