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日本の家計行動のダイナミズム〈9〉家計パネルデータからみた市場の質

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  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784766420463
  • NDC分類 365.4
  • Cコード C3333

内容説明

世界金融危機、東日本大震災と原発事故、欧州危機。連続する大きなショックを経た家計の行動を、日本人の働き方や賃金構造、転職行動、家庭内役割分担、労働市場と結婚市場、出産行動などに注目して追う。9年間にわたり、多様な調査項目を設けて続けられたKHPSの調査結果から明らかになる「市場の質」の変化とは。

目次

第1部 KHPSの標本特性(東日本大震災前後における家計行動の変化―KHPS2012調査から;KHPS2012新規対象サンプルの標本特性)
第2部 就労・家庭内労働・結婚(自己啓発の実施と再就職・失業・賃金;労働時間制度が主観的厚生に与える影響の考察 ほか)
第3部 出産・子育てと就労行動(男女の経済的リスクの変動が出生率に及ぼす影響について;子ども数が生活満足度に与える影響―KHPSを用いた検証 ほか)
第4部 震災と日本社会の価値観の変容(東日本大震災後の自然災害に対する備えの意識の推移;東日本大震災と日本人の価値観の変容)

著者等紹介

瀬古美喜[セコミキ]
武蔵野大学政治経済学部教授・慶應義塾大学名誉教授

照山博司[テルヤマヒロシ]
京都大学経済研究所教授

山本勲[ヤマモトイサム]
慶應義塾大学商学部准教授

樋口美雄[ヒグチヨシオ]
慶應義塾大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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