出版社内容情報
自動車産業はこれからどうなるのか?
経営者に何ができるのか?
経営戦略論の大家が予測する未来
日本企業のケースステディ464ケースを収録した実戦シリーズ3部作
『高収益事業の創り方(経営戦略の実戦(1))』
『企業成長の仕込み方(経営戦略の実戦(2))』
『市場首位の目指し方(経営戦略の実戦(3))』
と、その成果を独習用に落とし込んだ教科書
『実戦のための経営戦略論』。
総ページ数3000頁を超えるこれらの業績を圧縮し、
自動車業界の未来予測に踏み込んだのが本書です。
時機を人より早く捉えたければ、過去事例をベースにした直観的な認識に頼るのがオーソドックスなアプローチです。『実戦のための経営戦略論』では吟味するケースの多様性を大きくとったので、本書ではケースを自動車1つに絞り、その代わり解像度を引き上げながら通史を見渡すことにしました。
ここで時機の在処に関する感性を磨いて、自らの周りに生起する時機に対して感度よく反応できるようになれば、狙いは成就します。(本書より)
【目次】
第1章 発明家のレース
第2章 起業家のゲーム
第3章 事業家のクラブ
第4章 管理人の限界
第5章 辺境人の浮沈
第6章 異邦人の明暗
第7章 挑戦者の用意周到
第8章 防戦者の四苦八苦
第9章 破壊者の猪突猛進
終 章 理屈屋の未来予測