内容説明
日本の観光振興を牽引する第一級の実務家・研究者たちが、観光経済学の基礎からグローバル競争下の最新動向と展望までやさしく、楽しく、そして熱く紹介するツーリズム入門書。
目次
第1部 ツーリズムの経済学「超」入門(経済学の考え方を知る;ツーリズム産業の経済効果;ツーリズムの産業政策)
第2部 観光資源の開発と育成(温泉ウェルネス産業の育成―別府:保養滞在型温泉地への変身;産業遺産の観光資源化;体験型観光とまちおこし―越後田舎体験事業の取組み)
第3部 交通産業の変革(国際ハブ空港への課題と戦略―成田空港の挑戦;航空会社の生き残り戦略―ANAの事例から;鉄道産業のICT戦略―JR東日本:Suicaは何を変えたのか?)
第4部 ツーリズム産業のファシリテイターたち(日本のホスピタリティ文化の海外展開―加賀屋:アジア進出への視座;旅行業のサービス多様化―JTBの市場分析とマーケティング戦略;ツーリズム産業のリスクマネジメント)
著者等紹介
櫻川昌哉[サクラガワマサヤ]
慶應義塾大学経済学部教授、グローバルセキュリティ研究所上席研究員。1984年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、91年大阪大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、同年大阪大学経済学部助手、92年名古屋市立大学経済学部講師、助教授、教授を経て、2003年より慶應義塾大学経済学部教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。