ミメーシスの詩学―安東伸介著述集

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  • サイズ B6判/ページ数 241,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766419962
  • NDC分類 930.4
  • Cコード C0095

内容説明

西脇順三郎、厨川文夫の薫陶を受け、慶應義塾で長く教鞭を執った希代の英文学者による著述集。チョーサー、シェイクスピア、そして福澤諭吉や義塾ゆかりの人々をめぐって、その洒脱な「語り」がいま、鮮やかによみがえる。

目次

1 中世英文学からの出発(近代批評の出発―T.E.ヒュームをめぐって;チョーサーの詩語における英文学の伝統;学問―厨川文夫先生のこと)
2 慶應義塾の伝統(福澤諭吉・われらが同時代人;文学と小泉信三;哀悼 清岡瑛一先生;慶應義塾に学ぶ諸君へ)
3 学匠への想い(心眼の美学―吉田小五郎先生のこと;初夏の一夕―西脇順三郎氏との対談;ジョージ・スタイナー氏とともに―由良君美氏との対談)
4 「動」と「静」をめぐって(猫「メサイア」―T.S.エリオットと四季の『キャッツ』;『オペラ座の怪人』をめぐって;馬生さんのこと;どうぶつ;寝床)

著者等紹介

安東伸介[アンドウシンスケ]
1932~2002年。慶應義塾大学名誉教授。1957年慶應義塾大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。福澤基金によりオックスフォード大学留学。同大学文学部助手、専任講師、助教授を経て1971年から1998年まで慶應義塾大学文学部教授。専門は中世英文学。慶應義塾国際センター所長、慶應義塾藝文学会委員長のほか日本英文学会理事、日本シェイクスピア協会監事、ブリティッシュ・カウンシル・ジャパン・アソシエーション会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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