内容説明
社会システム理論によって、現代社会のリアリティはどのように捉えることができるのだろうか?その知見を踏まえ、どのような未来をつくることができるのだろうか?本書は、そのような問いに対する答えを探求する思索の書である。気鋭の社会学者が、当代きっての論客を迎え、徹底討論。読者のリアリティに新たな知をプラスする。
目次
序章 社会をシステムとして捉える―社会システム理論入門(物事を捉えるフレームワークの進化;ルーマンの社会システム理論の全体像 ほか)
第1章 社会を変える知と方法(実は二人とも映画監督になりたかった;ルーマンの社会システム理論の魅力 ほか)
第2章 新しい時代のリアリティ(新しい学部と新しい方法;原発からコカコーラまで―現場志向の社会学 ほか)
第3章 情報社会のゆくえ(「戦前生まれ」の社会学者の歩み;独自の社会システム理論構築への道 ほか)
著者等紹介
井庭崇[イバタカシ]
慶應義塾大学総合政策学部准教授。1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。日本学術振興会特別研究員(DC1)、千葉商科大学政策情報学部専任教員(助手)、慶應義塾大学総合政策学部専任講師、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院Center for Collective Intelligence客員研究員等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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