福澤諭吉 家庭教育のすすめ

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福澤諭吉 家庭教育のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766417593
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0037

内容説明

まず「獣身」を養うこと、我慢を学ぶこと、社会に関心をもつこと、子供と大人が互いの分をわきまえること、大人は毅然とすること…子育てのヒントがいっぱい。家庭教育の大切さをやさしく語った名著に、幼稚舎の教育についてのエッセイを増補。

目次

福澤諭吉の生涯―その素描
福澤は家庭教育を重視した
福澤の教育への意欲をかきたてたもの―幕末日本の対外的危機感のなかで
福澤の教育観と家庭観―その一端
なぜ家庭教育が大切なのか
福澤が強調した家庭教育の要点
福澤は孝行をどう考えていたか
伝統的男尊女卑論の批判
福澤の父と母
父親としての配慮
福澤は教育の力をどう考えていたか
今日に生かす福澤の家庭教育論

著者等紹介

渡辺徳三郎[ワタナベトクサブロウ]
元慶應義塾幼稚舎教諭、幼稚舎長。1916年生まれ。1941年慶應義塾大学経済学部卒業。1942年慶應義塾幼稚舎教諭就任。1976~80年幼稚舎長。1981年定年退職。1988年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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大先生

11
家庭教育が大切な理由…それは「一家は習慣の学校なり、父母は習慣の教師なり」。これに関連して、子どもの出来がよくない責任を学校に押し付ける親について、諭吉は「栽培の仕方がの悪い粗末な葉で、お茶を作らせ、その風味が宇治の銘茶に劣るからといって、その罪を製茶業者のせいにするのと同じことだ。」と言ったとか(笑)。また、諭吉は、子育てについて「獣身を成して後に人心を養う」べきだと。幼児のうちから勉強させるより、まずは健康優良児に育てよ!ってことですが、表現が面白いですね(笑)2021/10/01

ピカピカ

0
図書館本。すっきりとした文章で読みやすかった。福沢諭吉があの時代にあって、ものすごく開けた考え方をしていたことに驚いた。子供に対する暖かな眼差しを感じた。●子供にとって一番大切な事は、家庭環境をよくすること。●家族団らんに大切な教育的機能あり。●学校教育ももちろん大切だが、一番大切なのは、家庭であり、その根幹である夫婦関係である。●「文明の家庭は親友の集合なり」。●家庭教育は厳しすぎてもゆるやかすぎてもよくない。中庸がよい。●子供を慈しみ、不心得なことがあった場合にはきちんと叱る、そんな教育こそが大切。 2021/04/26

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