原爆の記憶―ヒロシマ/ナガサキの思想

個数:
  • ポイントキャンペーン

原爆の記憶―ヒロシマ/ナガサキの思想

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 03時54分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 471,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766417258
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C3021

内容説明

敗戦/終戦、そして原爆投下から65年。戦後の日本社会において、ヒロシマとナガサキは、一体何を象徴し、神話化してきたのか。本書では、日本の戦争被害者意識を正当化する「唯一の被爆国/被爆国民」という「集合的記憶」を構築し、自らの戦争責任や戦争犯罪に対して免罪符を与えようとしてきた日本政府やマスメディアが、被爆地をどのように表象してきたのかを詳細に分析する。原子爆弾の投下と被爆の人類史的意味を批判的に検証していくなかで、国境と世代を越えて、ヒロシマ/ナガサキを私たち自身の問題として引き受け、考えていく意義を明らかにする。

目次

第1部 軍都「廣島」「長崎」からヒロシマ/ナガサキへ(なぜ広島と長崎が原子爆弾の投下目標となったのか?;広島と長崎では何が起こったのか?;広島と長崎はどのように想起/忘却されてきたのか?)
第2部 日本のなかの「ヒロシマ」「ナガサキ」(爆心地を再生する―広島と長崎の戦後復興;歴史/物語を保存する―広島平和記念資料館と長崎原爆資料館;記憶を記念=顕彰化する―広島平和記念式典と長崎平和祈念式;過去と物語・記憶を表象する―全国紙vs.地方紙;原爆体験を思想化する―かつて、いま、そしてこれから)
第3部 グローバル化のなかのヒロシマ/ナガサキ(検定歴史教科書のなかの原爆投下;「記憶の場」のなかの原爆体験)
結論

著者等紹介

奥田博子[オクダヒロコ]
南山大学外国語学部准教授。米国ノースウエスタン大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。