倫理的な戦争―トニー・ブレアの栄光と挫折

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倫理的な戦争―トニー・ブレアの栄光と挫折

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  • サイズ A5判/ページ数 436p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766416879
  • NDC分類 319.33
  • Cコード C0031

内容説明

はたして、倫理的な戦争などというものが、あるのだろうか。あるいは、「善」なる目的を掲げ、国境を越えて「正義」を実現することは可能だろうか。ブレアが苦悩し、真剣に向き合ったいくつもの難しい問題は、二一世紀の世界政治を考える上で中心的な課題となるであろう。本書では、ブレアが外交指導をした時代を振り返って、その意味を再検討する。

目次

新しい世界の新しい戦略
第1部 戦略の革新へ(ブレア労働党政権の外交理念;新しい安全保障戦略―冷戦後の防衛政策とSDR;欧州防衛統合へのリーダーシップ)
第2部 ブレアの戦争(倫理的な戦争―イラク空爆とコソボ戦争;九・一一テロからアフガニスタン戦争へ;「特別な関係」の代償;イラク戦争という挫折;ブレアの凋落)
戦争の教訓と未来への展望

著者等紹介

細谷雄一[ホソヤユウイチ]
1971年生まれ。慶應義塾大学法学部准教授。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。主要著作に、『戦後国際秩序とイギリス外交―戦後ヨーロッパの形成1945年~1951年』(創文社、2001年、サントリー学芸賞)、『外交による平和―アンソニー・イーデンと二十世紀の国際政治』(有斐閣、2005年、政治研究櫻田會奨励賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんころもち

9
本書はコソボ・イラクの歴史、ブレアの判断の過程を追いながら「正しい戦争」について考えさせる。ブレアにとっては両者とも「倫理的な戦争」であり、新しい戦争であった。しかし、「倫理的な戦争」は常に「正しい戦争」であるとは言えない。むしろ、「正しい戦争」であることは稀有であろう。戦争以外の手段は検討されたか、戦争に際しての手段は適当だったか。イラクでは、事態の深刻さが「大量兵器」によって粉飾されるなど、当初から正当性が疑われるものであった。そのもとでは、如何に主観的正義を唱えようとも無意味なのは言うまでもない。 2015/10/23

茶幸才斎

9
正義の戦争といえば、いかにも胡散臭い。が、トニー・ブレアは、倫理的、人道的見地から世界の紛争に積極介入することを善なる力の行使とし、現にイギリスは、その論理でコソボやアフガニスタンを戦った。「倫理」を強調するブレアの外交・防衛理念は、それが世界に浸透すれば、国益のみを価値基準として各国がせめぎ合う従来のパワー・ポリティクスを揺るがしたかもしれないが、イラク戦争においては、大国アメリカの独走と、そしてブレア自身の独走により、その限界を露呈した。世界はいまだ「正義」の概念を正しく使えるほどには成熟していない。2010/10/09

Tatsuhiko

2
トニー・ブレア首相の人道的介入外交を焦点とした書。コソヴォ・アフガニスタン・イラクが主なケースとして扱われるが、それらの「倫理的な戦争」としての性格が深く議論されているわけではない。ブレアの掲げた理念は依然重要だし後退してもいないと思うので、この辺の国際法・政治的議論がもう少し欲しかった。ブレアがEUと米国の間で理想を追求しながらもついにイラクへと至ってしまう過程が起伏に富みながら展開され、このあたりは物語としても読み応えがある。米国のネオコン連中が悪役として描かれていたが、彼らの言い分はどうだろうか?2015/12/25

メルセ・ひすい

2
13-20 赤12-32  凶暴なAS.であるがための宿命!米国のサル・子ブッシュと心中。スパイでないとブレアの本心を読めない。・・・当然、首相関連文書は未公開。演説・議事録・マシテヤ・新聞等のマスコミ資料ではあるわけない。駐英大使閣下はご存じだが・・バラしませんネ。本音は墓石の下へ。学者では無理です。ブレアが苦悩し、真剣に直視した難しい問題こそ、21世紀の国際政治を考える上で中心的な課題である。「国際コミュニティ」の結束をめざしたブレアの外交の軌跡と挫折を考察し、21世紀の世界秩序の行方を問う。2010/02/28

ラピスラズリ

1
イギリスの首相、トニー・ブレアがコソボ戦争からイラク戦争にかけて実現させようとした「倫理的な戦争」の過程を書いた本。 名著だった。まるで連続ドラマを見ているようだった。 国際政治は本当に難しい。それぞれの国にそれぞれの思惑がある中で、何かを実現することがどれほど難しいか読んでいてよく分かった。 イラク戦争で亡くなった兵士の家族を首相官邸に招いた場で、「私には派兵した責任がある」と述べたエピソードが最も印象的だった。遺族の前で自分に責任があると認めるのはどれほど難しいことなんだろう、と感じた。 2018/10/18

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