内容説明
英語で書かれた最古の自伝『マージェリー・ケンプの書』の写本は、ランカシャーのカトリック一族バトラー=ボードン家の書斎で1934年に発見された―。14‐15世紀イギリス、14人の子の母であるマージェリー・ケンプは、神の啓示を受け、イェルサレム、そしてヨーロッパ各地巡礼の旅に出る。本書は、マージェリー晩年の頃に口述筆記された回想の書である。神との甘美なる語らいをとおして、「キリストの花嫁」となった女性の魂の軌跡を追体験する。
著者等紹介
石井美樹子[イシイミキコ]
神奈川大学外国語学部大学院教授。文学博士
久木田直江[クキタナオエ]
静岡大学人文学部教授。2001年、英国エクセター大学からPh.D.(英文学)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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