内容説明
信託の最近の動向について、金融政策、金融法、信託会計の専門家と金融商品を取り扱う実務家が、信託の証券化から信託税制やイスラム法上の資金調達まで多角的に論じる。
目次
第1章 証券化の進展と商事信託法制
第2章 信託の機能と証券化
第3章 市場型間接金融と信託の新展開
第4章 不動産証券化における信託の活用とビジネスの変貌
第5章 National Century Financial Enterprisesの証券化取引の破綻とそれが提示する問題点
第6章 信託法改正に伴う税務・会計規定の整備
第7章 イスラム法上の資金調達方法―ワクフ物件の開発との関係において
著者等紹介
吉野直行[ヨシノナオユキ]
慶應義塾大学経済学部教授、金融庁金融研究研修センター長。専門分野はマクロ経済政策の実証的研究、金融・財政政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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