内容説明
ウィーンでは万国博覧会を見学、スイスではその美しさを堪能。そして西洋列強の植民地として支配されるアジアの現実に触れ、これからの日本のあるべき姿を胸に帰国する。
目次
万国博覧会見聞の記・上
万国博覧会見聞の記・下
スイス国の記―六月一九日から二一日
スイス観光の記―六月二二日から二四日
ベルン及びジュネーヴ市の記―六月二五日から七月一五日
リヨンとマルセイユ市の記―七月一五日から一九日
イスパニア・ポルトガル略記
ヨーロッパ洲政治・社会総論
ヨーロッパ洲地理と輸送総論
ヨーロッパ洲気候と農業総論
ヨーロッパ洲鉱・工業総論
ヨーロッパ洲商業総論
地中海の旅―七月二〇日から二六日
紅海の旅―七月二七日から三一日
アラビア海の旅―八月一日から八日
セイロン島の記―八月九日から一一日
ベンガル湾の旅―八月一二日から一七日
シナ海の旅―八月一八日から二六日
香港及び上海の記―八月二七日から九月一三日
著者等紹介
水澤周[ミズサワシュウ]
1930年東京生まれ。1954年早稲田大学文学部卒。NHK、国際文化振興会、日本読書新聞等を経てフリー編集兼ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。