目次
現実と分身のファンタスマゴリア―クレマン・ロセの分身論をめぐって
サン=デグジュペリと道具・身体・心―『人間の土地』から『星の王子さま』へ
ファンタスマゴリアの一水脈―佐藤春夫と江戸川乱歩
ユング心理学とメルジーネ表象
マルセル・プルーストとガストン・バシュラール―文学と科学についての考察
Head/Heartの俯瞰図―鴎外と漱石の接点を視座に
バイロイト祝祭劇場に見るリヒャルト・ヴァーグナーの芸術と幻想
「霊」から「無意識」へ―明治期の言説編成をめぐる覚書
まなざしの切断―「自然科学」の変容を巡る歴史
フランス啓蒙期における出版文化とポルノグラフィの想像力
塔と迷宮
著者等紹介
和泉雅人[イズミマサト]
慶應義塾大学文学部教授
松村友視[マツムラトモミ]
慶應義塾大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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