日中戦争の国際共同研究
中国の地域政権と日本の統治

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  • サイズ A5判/ページ数 381p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766412819
  • NDC分類 312.22
  • Cコード C3031

内容説明

日米中台の研究者が新たな視点から、日中戦争期の政治、社会の動態を捉えなおす。

目次

日中戦争期、中国の地域政権と日本の統治
第1部 中国の抗日体制下における地域政権(日中戦争時期における蒋介石の省区縮小運動;遠隔操縦―蒋介石の「手令(直接指令)」研究 ほか)
第2部 日本統治下の地域政権における協力と抵抗(満洲国社会への日本統治力の浸透;「満洲国」の政権体制と基層社会組織 ほか)
第3部 日中双方の勢力競合・相互浸透地域における日本の統治施策(河南省における食糧欠乏と日本の穀物徴発活動;揚子江流域における占領国家の建設、1938‐39年 ほか)
第4部 戦時下の特殊な地域・上海(戦時上海における「租界問題」―日本軍上海租界進駐の背景;占領下の上海における中国医師界)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

可兒

0
日中戦争時代の共産党支配地における貨幣経済など面白いイシューはあったが、全体的に見ると日中の歴史事件に関する国際研究としては平常進行。日本のリベラル派と中国の強硬派が論点すり合わせれば、そりゃあ向こう寄りになるだろうと2010/01/23

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