内容説明
消費者の生活を豊かにするためにこそ「経済学」は存在する。人々の暮らしへの視点を底辺に据え、消費経済社会の変化への新たな視座から動脈経済・静脈経済を縦横に分析・総合した消費経済学の体系化に挑戦する。
目次
第1章 消費経済学と消費者問題―ミクロ的各論からの脱却、総論としての消費経済学の体系化
第2章 動学的な最適消費の理論
第3章 消費者行動のマクロ分析―産業連関分析による消費者行動の経済効果
第4章 生産者としての家計―雇用市場の分析
第5章 有効需要としての消費需要の変動とマクロ経済
第6章 マイナス成長経済と消費行動
第7章 消費者の環境意識と消費者行動
第8章 消費者行動と環境問題
第9章 生活経済保障としての公的医療保険と年金保険の新展開
第10章 新:人生設計に関する理論構造
第11章 消費経済のパラダイム再考―豊かさの新次元を開くために
著者等紹介
石橋春男[イシバシハルオ]
大東文化大学環境創造学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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