内容説明
宗教的エンブレム研究の第一人者ヘルトゲン博士による“Aspects of the Emblem”の本邦初訳。文学・美術・装飾に多彩な影響を与えたエンブレムを通じて16~19世紀における英国の文化理解に新たな局面を切り開く。
目次
第1章 クォールズの『エンブレム集』とディヴォージョン
第2章 ダンの「別離―悲しまないで」とヘイ卿のインプレーサ
第3章 エンブレム表現を用いたタイトル・ページと死者の真鍮記念板(ブラス)
第4章 ヴィクトリア朝時代におけるエンブレムの再興
著者等紹介
ヘルトゲン,カール・ヨーゼフ[ヘルトゲン,カールヨーゼフ][H¨oltgen,Karl Josef]
1927年生まれ。エルランゲン・ニュルンベルク大学名誉教授(英文学)。ケンブリッジ大学クレア・ホールおよびオックスフォード大学リナクル・コレッジ客員教授。ルネサンス文学および文化、特に宗教的エンブレム研究の第一人者
川井万里子[カワイマリコ]
1938年生まれ。東京女子大学文学部卒、東京都立大学大学院人文学部英文科修士卒。現在、東京経済大学経済学部教授。専門はエリザベス朝演劇研究
松田美作子[マツダミサコ]
1958年生まれ。国際基督教大学教養学部卒。日本女子大学大学院文学研究科博士課程満期修了退学。英国ウェールズ大学大学院卒(M.Phil)。現在、成城大学文芸学部助教授。専門はルネサンス英文学、エンブレム研究。Society for Emblem Studies日本支部代表
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