内容説明
英語の歴史をイギリスの国家形成史からたどる。英語の成り立ちの背景には、波乱に満ちた人間とことばの変遷の歴史があった。
目次
第1章 イギリス諸島に英語が定着するまで
第2章 イギリス諸島の公用語がフランス語に、そして英語の復権まで
第3章 英語のアルファベットと書体
第4章 英語の方言と標準語化
第5章 英語と外国語の接触
第6章 文字と音声
第7章 語形
第8章 統語法
第9章 アメリカ英語
第10章 聖書の英語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
39
聖地リンディスファーン島、最近読んだ英国YA”海辺の王国”に出てきた場所、またまた登場。 大学の教科書ぽい。良くまとまってる。 後半、統語法面倒だけど2020/11/04
サアベドラ
13
初めて読む人向けの英語史概説書。各論は薄いが、初級者にはこれぐらいのほうが手頃でいいのかも。形態とか統辞とか、より突っ込んだ内容を知りたい場合はもっと専門的な本を手に取る必要がある。初版は表記ミスがいくつか見られるので注意(後の版では修正されているらしいが)。2013/07/30
1
わかりやすい教科書。古英語の研究は聖書に負うところが大きいが、聖書は他言語の訳であるという事情に気をつけるべき、という指摘が面白かった。2025/07/24
こずえ
0
英語史をやるとなにがよいかというと文法や語彙のルールの例外っぽいのがどういう流れでそうなったかある程度わかること。しっかりと理屈をつけて英語勉強したい人向け
どこかの人
0
大学のテキストだった。表などもふんだんに使っていて、わかりやすいが、誤植が多い、と先生が言っていた。2015/06/22