アメリカ革命とジョン・ロック

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アメリカ革命とジョン・ロック

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  • サイズ A5判/ページ数 393,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766411607
  • NDC分類 311.253
  • Cコード C3030

内容説明

印紙法危機(1764年)から独立宣言(1776年)に至るアメリカ独立革命期の政治的な変化に対応して、当時、北アメリカ植民地で出版されたすべてのパンフレットや新聞等、膨大な原史料を鮮やかに読み解き、めまぐるしく変化する政治的センティメンツを実証的に分析。ジョン・ロックの『統治論第二論文』(『市民政府論』)が、革命期の著作者たちの言説、ひいてはアメリカ独立革命に与えた影響を詳細に検討し、ジョン・ロックの思想を革命思想史に精確に位置づけなおすことで、アメリカ民主主義の思想的源泉をあきらかにする。

目次

序章 アメリカ革命とロック的解釈
第1章 印紙法危機―一七六四年‐一七六六年
第2章 タウンゼント論争と「平穏の時期」―一七六七年‐一七七三年
第3章 茶法からレキシントンへ―一七七三年‐一七七五年
第4章 レキシントンから独立宣言へ―一七七五年‐一七七六年
終章 「ロック氏の大砲」

著者等紹介

大森雄太郎[オオモリユウタロウ]
慶応義塾大学文学部教授。1951年生まれ。1976年慶応義塾大学文学部卒業。1979年同大学大学院修士課程修了。その後1983年から88年まで日米友好基金・教員養成プログラムによって米国ジョンズ・ホプキンズ大学史学科博士課程、Ph.D.(歴史学)。1988年から現在まで慶応義塾大学文学部教員。この間1997年から99年までジョンズ・ホプキンズ大学史学科客員教員
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rinv0925

1
卒論史料2017/07/30

ヴィクトリー

0
ジョン・ロックの「統治二論」の第二論文がアメリカ革命に与えた影響を、当時の新聞や政治パンフレットから読み解く本。それだけに、革命の理論的な面からの切り口がほとんどなので、経済などの現実面はあまり見えて来ないが、それは別の本に求めるべきだろう。歴史の動きの背後にあり、かつそれを先行する(事もある)理論を丹念に追っている力作。2011/05/11

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