内容説明
国境を越えて常時流れているニュース。ニュースのプラス(相互理解・国際地域統合の促進)・マイナス(量的「不均衡」および質的「歪み」)両現象を理論的・実証的に検証する。
目次
第1部 国際ニュースの市民意識への影響(ヨーロッパにおける越境テレビ放送と「ヨーロッパ人意識」の形成)
第2部 市民意識の国際ニュースへの影響(英国マス・メディアの対日報道;国際ニュースの自国化―日本とデンマークの場合;ニュースの国際流通と市民文化)
第3部 ニュースの国際流通を支配するもの(東南アジアにおけるニュースの流れ―構造論的アプローチの検証;ニュースの国際流通のパターンと規定要因;グローバル・メディアとニュース映像の国際流通―米英通信社による寡占構造の問題点;日本と韓国におけるニュースの国際流通のパターンと規定要因)
著者等紹介
伊藤陽一[イトウヨウイチ]
慶応義塾大学総合政策学部教授。情報通信学会会長。専攻は国際コミュニケーション論、政治コミュニケーション論、情報社会論。慶応義塾大学大学院博士課程法学研究科(政治学専攻)修了
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