内容説明
われ、未完を愛す。明治・大正期の演劇革新の旗手、小山内薫の閃光のごとき生と死を描く。薫の妻、薫の次男と共に暮らした歳月から映し出される“永遠の青年”の生涯。
目次
第1章 父、小山内玄洋
第2章 結婚まで
第3章 演劇の道
第4章 築地小劇場
第5章 最期の日まで
第6章 遺された家族
著者等紹介
小山内富子[オサナイトミコ]
児童文学作家(筆名、小山内繭)、随筆家。日本文芸家協会会員。1929年、佐賀県生まれ。実践女子専門学校国文科(現、実践女子大学)卒業後、1950年~1988年を東京大学図書館司書官として勤務。小山内薫の次男、軍事評論家として活躍した小山内宏と結婚後、薫の妻登女子と20年余暮らしを共にする
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