アジア金融危機とマクロ経済政策

アジア金融危機とマクロ経済政策

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766410686
  • NDC分類 338.22
  • Cコード C3033

内容説明

本研究の背景は、タイに始まる1997年のアジア金融危機にある。その原因の一つは、米ドルとの実質的な固定相場制にあり、短期資金の急激な流入とそれに続く流出を招いてしまったことにある。本研究は、アジア通貨危機の経験から、為替政策・銀行行動・貿易パターン、タイの人口問題など、多方面にわたる研究成果をまとめたものである。

目次

第1章 アジア経済の現状とアジア債券市場
第2章 マレーシアの資本移動規制とオープンマクロ経済の安定化
第3章 タイにおける経済危機の出産意欲と結婚意欲の影響
第4章 タイの金融・経済危機と国内における経済発展のボトルネック
第5章 金利自由化と金融政策
第6章 流動性ショック対策としてのコミットメントライン―その効果に関する実証分析
第7章 中国深〓(せん)・テクノセンターの経営・経済分析
第8章 経済発展における社会資本の役割
第9章 貸出のレントと邦銀の海外業務
第10章 家計の算産選択の比較分析―日本・韓国・タイの比較

著者等紹介

吉野直行[ヨシノナオユキ]
慶応義塾大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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