内容説明
これからの高齢者福祉は、地方自治体に何を求め、私たちの社会をどのように変えようとしているのか?介護保険制度の導入過程をつぶさに観察し、地域の取り組みから日本の将来像を描き出す。
目次
介護保険の導入と地方自治体の役割の変化
高齢者福祉政策に対する認識と介護保険の導入
介護保険に対する自治体の認識
介護保険導入直前の自治体の対応
小規模自治体における介護保険運営
広域対応による介護保険運営
大都市における介護保険運営
介護保険情報に関する環境整備
介護保険制度下の自治体の独自政策(家族介護への現金給付;自治体直営ヘルパー事業)
介護保険導入後の高齢者福祉課の役割
保健・医療における政策課題と対応―遠隔医療システム
介護保健と地方分権
著者等紹介
小林良彰[コバヤシヨシアキ]
1954年東京都生まれ。1982年慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、慶応義塾大学法学部教授、法学博士
名取良太[ナトリリョウタ]
1974年東京都生まれ。2000年慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、関西大学総合情報学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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