ムーミン谷のすべて―ムーミントロールとトーベ・ヤンソン

アーダー，フィリップ【文】〈Ａｒｄａｇｈ，Ｐｈｉｌｉｐ〉/徳間書店児童書編集部【訳】

徳間書店（2018/10発売）

• サイズ A4判／ページ数 360p／高さ 23X28cm
• 商品コード 9784198647148
• NDC分類 K949
• Cコード C8098

出版社内容情報

ファン必携の、ムーミンの魅力をたっぷりつめこんだ豪華な本トーベ･ヤンソンによる北欧の児童文学、ムーミン谷を舞台にした物語は、誕生から50年以上を経てなお、世界中の人々を魅了しています。ムーミンの世界を、児童文学作家が愛をこめて解説。第一部では、物語に登場するキャラクターを、脇役にいたるまで丁寧に紹介、オリジナルのイラストをたっぷり配しました。第二部ではトーベ･ヤンソンの生涯を、貴重な写真をまじえて追っていきます。ムーミン世界の魅力をすべてつめこんだ、ファン必携の豪華な本。

フィリップ・アーダー［フィリップアーダー］
著・文・その他

徳間書店児童書編集部［トクマショテンジドウショヘンシュウブ］
翻訳

内容説明

これ一冊で、ムーミン世界のすべてがわかる豪華な本。第一部では、ムーミンの世界と、そこに住む仲間たちを、第二部では、ムーミンの生みの親である芸術家、トーベ・ヤンソンの世界を紹介します。

目次

ムーミンをさがして…
ムーミン一家とその仲間たち
ムーミン谷の陰の部分
ムーミン谷の音楽
たまにしか登場しないものたち
ムーミン谷の魔法
ムーミン谷の一年
災害
ふしぎな生きもの
ムーミン主義〔ほか〕

著者等紹介

アーダー，フィリップ［アーダー，フィリップ］ ［Ａｒｄａｇｈ，Ｐｈｉｌｉｐ］
１９６１年、英国ケント生まれ。作家、児童文学作家。１００冊以上の作品を出版し、ロアルド・ダール・ファニー賞、ドイツ児童図書賞などを受賞。イギリスの海辺の町に、妻、二匹の猫とともに暮らす。好きなことは歴史と考古学。大英博物館で子ども向けの講師を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるき]

　ちょっと勇気が要ったんですが、買って損はありませんでした。手首が悲鳴を上げるサイズですが、膝の上に乗せて何時間でも愛でたい出来です。

2018/11/20

[はるき]

　こういう物を誰の許可も取らずに買えるのが大人の醍醐味。中学校の現国でムーミンをカバだと思ってる同級生に猛抗議したかった（勇気がなかった…）私。ムーミンの世界観、今でも大好きです。

2021/05/04

[海(ｶｲ)]

【図書館・新刊棚】厚い本なので借りていくにも重いと感じ、図書館で気になったページを読む。『小さなトロールと大きな洪水』からの情報は含まれていないというが、ムーミン好きには家に１冊あってもいいんじゃないかと思いました！

2018/10/26

[ミクロかめ]

やっぱり、というか、ムーミンを読み返したくなる。昔とは違った読み方をできそう。

2019/09/18

[洋書好きな読書モンガー]

図書館で見つけて欲しいなと買った本。中身は二部構成、(1)ムーミンの物語の登場人物(脇役も)の説明(2)作者トーベ・ヤンソンの生涯。最近の本(2017年刊)なので詳しい。二部構成それぞれの前書きのフランク・コットレル・ボイスの文も良い。初めて担当した海外向けの仕事がフィンランドの会社とだったので思い入れがある。タンペレ市のムーミン博物館にはトーベの挿し絵とムーミン一家の家の円筒に切れ込みを入れて開いた様なカットモデルがあった。挿し絵も写真もいっぱいのこの本全国のムーミンファンにお薦め。大きい本だけどね。

2024/08/29