ロシアの市場化と官僚的民主主義―新制度派経済学に基づく分析

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766408539
  • NDC分類 332.38
  • Cコード C3031

内容説明

ポスト共産主義の過程で同時並行的に進行した「市場経済化」と「民主主義の定着化」の関連を解明。

目次

第1編 理論(合理的選択新制度論・新制度派経済学の基本的な考え方;市場経済・民主主義への体制転換の一般理論―財産権アプローチに基づく政治クリーヴィジ形成のマクロ・モデル)
第2編 ケース・スタディー(ポスト共産主義ポーランドにおける旧共産党の政権復帰の理論分析―SLDは本当に社会民主主義勢力として戻ってきたのか?;ラテン・アメリカ型「テクノクラート右派」を基盤とするエリツィン政権の誕生―連邦レベルにおける大資本の構造に着目して;「テクノクラート右派」エリツィン政権とラテン・アメリカ「官僚的権威主義体制」の比較分析;ロシアが抱えるラテン・アメリカ的病状と「国家」再構築の必要性)

著者等紹介

宮沢秀爾[ミヤザワシュウジ]
1967年愛知県生まれ。1990年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。1992年筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了。1993年から1995年までコロンビア大学大学院政治学部博士課程(ハリマン研究所、東中欧研究所)に留学、研究。1997年慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学。1998年7月から2001年3月まで日本学術振興会特別研究員。2000年1月法学博士号(慶応義塾大学)取得。2001年4月から在モスクワ日本大使館経済部専門調査員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品