内容説明
森永・明治・ロッテ・グリコ・不二家の競争の歴史より、経営哲学、商品開発、販売戦略等を比較検討し、盛衰のメカニズムを考察。新たな経営戦略モデルを模索する。
目次
第1部 森永製菓の制覇と後発企業―創業から第二次大戦期(森永製菓の制覇;明治製菓の創業および相馬半治の「明治製糖中心主義」;江崎グリコの創業と「オマケグリコ」、「ビスコ」 ほか)
第2部 明治製菓の躍進と各社の経営行動―第二次大戦後から1970年代中葉(森永製菓の経営行動;明治製菓の経営行動;ロッテの経営行動 ほか)
第3部 ロッテの制覇と各社の経営行動―1970年代中葉から90年代(森永製菓の経営行動;明治製菓の経営行動;ロッテの経営行動 ほか)
第4部 争覇のファクト・ファインディング(消費選好激変の「第一ボーダー」と「第二ボーダー」;「製品力」、「商品力」;サプライチェーン・マネジメントの陥穽 ほか)
著者等紹介
森田克徳[モリタカツノリ]
1961年兵庫県に生まれる。’85年慶応義塾大学法学部政治学科を卒業、明治製菓に入社。その後、慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程、法政大学大学院社会学研究科博士後期課程を経て、静岡県立大学経営情報学部専任講師となり、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。