内容説明
美術、写真、漫画、ポップス、演劇、そして、批評理論―。アートの様々な領域にひそむポリティクスを、ジェンダーの視点から探っていく。
目次
第1部 ジェンダーで読み解く美と権力(ジェンダーの視点から見る古代・中世の宮延絵画;韓国近代美術におけるジェンダー;日本国天皇の像をジェンダーで読む ほか)
第2部 現代の表象文化とセクシュアリティ(ロック・ポップスにおける異文化間のスタイルと意味の伝播;これは仮定だけど、そんなときはぼく;異形から異装へ 晒された身体の変容)
第3部 ARTとACTの狭間で(「女」?「日本」?「美」?ノート;「他者」の視線と向き合う;「脱芸術」的実践に向けて)