内容説明
マシンエイジからエレクトロニクスエイジへと大きく転換した20世紀。プロダクトデザインもまた時代のうねりに無関係ではいられない。時代の先端をいくコンセプターが、20世紀を象徴するプロダクトデザインの系譜をひもとき時代を読み解く。読んで納得、見て楽しい、モノ・カルチャー。
目次
カメラのカタチ
ボトルのカタチ
テレビのカタチ
自転車のカタチ
フレグランスのカタチ
キャラクターのカタチ
レコードプレイヤーのカタチ
UFOのカタチ
電話のカタチ
クルマのカタチ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
19
☆☆☆★ モノのデザインの経歴について綴っている。15年前の本なので、いささか古い印象。それにしてもモノの進化のスピードは年々速くなっている気がする。ジーンズの変遷がかっこよくて面白かった。2015/10/29
doji
0
タイトルからペドロフスキー的なはなしかとおもいきや、やはり著者のような書き手ならではの、社会と経済の流れの中でのかたちの誕生と変遷をとても端的に言い表していく一冊。SFほか他のカルチャーへの造詣が、この視点の鋭さにつながっているのかなとおもう。2019/11/15