内容説明
シャッターを切るその一瞬にカメラマンの脳裏には、その情景が焼きつけられる。男たちと共に戦場を駆け抜けた武骨な名機、“コンバット・カメラ”厳しいミルスペックの洗礼を受けた小さな精密機械はオプトエレクトロニクスの粋を集めた、最もメカらしいメカである。いま、そのすべてを紹介。
目次
ライカ3C―(旧)ドイツ空軍
ライカM1―西ドイツ国防軍
ライカM2―西ドイツ空軍
ライカM4―米軍
コンタックス3―ドイツ海軍
リード1―英国陸軍
リード3a―英国陸軍
ミリタリー・カードン―米陸軍通信隊
フォカ・ユニヴァーサルR―仏海軍
TSVVS―ソヴィエト連邦軍〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユーキー・ノウェイン
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偵察や、地図作成、宣伝の撮影などで活躍したカメラマンや様々な種類のカメラを扱っていた。2013/06/03
トーテムポールさん
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米軍に所属し写真を撮っていた、コンバット・フォトグラファーの歴史を40ページほど紹介した後、戦場で活躍したカメラたちを100ページほど紹介。最初の歴史のコーナーは、ミリタリーにもカメラにも不勉強なので正直、半分流しながら読んでた。メインの軍用カメラ図鑑のコーナーには、ほとんど一般の物とそう変わらないライカから、ガリバーコンタックスと呼ばれた巨大なカメラに、どう見ても双眼鏡にしか見えないカメラまでいろいろ。「写真銃」なる完全に見た目が銃で、訓練などに使ってたというカメラのカテゴリーがあることをこれで知った。2019/07/18