日本一の大大名と将軍さま

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766212716
  • NDC分類 214.3
  • Cコード C0021

内容説明

天下第一の大藩として、加賀藩だから許された奉公とは?利家なき後、二代目利長から五代綱紀の葛藤と繁栄を描く。

目次

第1章 前田利長の天下分け目(家康の策略;加賀百万石の成立;利長の隠居)
第2章 百万石経営への道筋(利長の人物像;利長の遺言状;百万石の家老本多政重;利長の死と芳春院帰国)
第3章 前田利常と百万石の黄金時代(家康の遺言;金沢城下の繁栄;前田利貞の困窮と死;幕府の疑念と利常父子の参府)
第4章 前田光高と徳川家光(生まれながらの藩主;光高の婚儀と襲封;児小姓の踊りを所望する家光;大藩の奉公とは;光高の急逝)
第5章 前田綱紀の時代へ(利常の藩政後見と改作法;綱紀の元服と婚儀;利常の死と殉教者たち;加賀ルネサンス始まる)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学史料編纂所教授。文学博士。日本近世史研究の傍ら独自の語り口で江戸時代の武士や庶民のライフスタイルを紹介する歴史読物が好評を呼んでいる。主著に『江戸お留守居役の日記』(講談社学術文庫・第40回日本エッセイストクラブ賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tsuyoshi Yoshida

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私は9年(1996.4~1999.6、2006.4~2012.6)あまり、金沢で働いていた。自然とご当地の歴史に興味を持ち始め、この本を見つけ出した。加賀藩前田家の初期、藩政の基盤を固めるまで、藩主でいうと、初代利長(※)から4代綱紀までについて、様々なエピソードを交えわかりやすく説明している。江戸幕府は加賀藩には、威圧的ではなく、気をつかっていたんだなぁ、ということがわかって新鮮。(※私は前田利家は初代藩主だと認めていない。江戸幕府ができる前に亡くなっているし、百万石が確定したのは利長のときだから。)

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