内容説明
たった10分の「坐」でモヤモヤした今を変えるパワーが生まれる。心に刺さったトゲを抜きストレスから解放してくれる。
目次
第1章 瞑想はむずかしい、は本当?
第2章 “一〇分瞑想”を始めよう
第3章 “一〇分瞑想”の効果ベスト5
第4章 私は坐って坐り抜いた
第5章 さらに坐って坐り抜いた
第6章 坐り抜いて得たものは…
第7章 瞑想がもたらす五大パワー
第8章 本格的な瞑想の坐り方
第9章 これこそ瞑想の秘法
著者等紹介
佐伯和彦[サエキカズヒコ]
1932年生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員、(社)日本ネパール協会理事(3期)。密教ヨーガ行者サダーナンダ師の知遇を得て、密教ヨーガ行の習得を始める。サンスクリット語を始めとして、ヒンディー語、ネパール語を学び、密教ヨーガ経典の講究に励む。1980年に現代ヨーガ研究所・富士見台道場を開設、正道ヨーガ修練会を主宰。ネパールとの接触を通じて、ネパールの歴史、文学も研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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デビっちん
2
瞑想というと、体力的な消耗はないと思っていた。しかし、働くことが前提となっている生命体にとって、動かずにじっとしていることのほうが精神力に過酷な負担をかけることになる。絶えず活動し続ける脳機能を瞑想によって一時的に中断し、空白状態をつくることで、脳機能の活性化につながる。中盤では著者の命がけの瞑想修業の凄まじい様子が描かれている。より専門的な瞑想法の狙いと「雑念」への対応が様々なケースで記載されていた。いつか「平原境」に到達した世界を感じてみたい。ただひたすら、座り続けるだけ。2014/10/14
waka
1
途中から実体験と宗教色が濃くなったので、流し読み。というかほとんど読んでいないが・・・。2011/02/04
Hiroyuki Nakajima
0
僕が取り組んでいる瞑想は曹洞宗の只管打坐という、ヨガスートラの「心の作用ののニローダ」に通じる「瞑想中に考えない」方式です。この本もその路線で書かれていると判断しています 前半は入門向きに易しく書いて有りますが、後半は佐伯先生の命がけの瞑想修業の鬼気迫る凄まじい様子が描かれています 本気モードで瞑想を志す方には、瞑想の最大の問題点「雑念」への対応が様々なケースに対応して書かれていますのでお勧めです、ちょっとやりたい方は前半だけお勧めです2009/02/25
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- 和書
- 乾山晩愁 角川文庫