叙々苑の秘密

新井 泰道【著】

グラフ社（2008/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 191p／高さ 19cm
• 商品コード 9784766211849
• NDC分類 673.9
• Cコード C0034

内容説明

焼肉店のタン塩、食後のデザート、ガム…これって、叙々苑が始めたことなんです。全国にその名が知られ、常に成長し続けられる秘密を、叙々苑社長・新井泰道氏が初めて語る。

目次

第１章　叙々苑はなぜ値段が高いのか―日本一の高級焼肉店のヒミツ
第２章　叙々苑はこうしてできた―日本一有名になったワケ
第３章　腕の良い板前は雇わない―叙々苑式飲食店論
第４章　たまたま勤めた焼肉屋、仕方なく始めた店舗経営―カリスマ新井泰道の素顔
第５章　ピンチのときこそ、正直に―危機管理と成長
第６章　飲食業はボランティア―飲食業を目指す人、意欲ある若者へのメッセージ

著者等紹介

新井泰道［アライタイドウ］
１９４２年神奈川県生まれ。中学卒業後、叔母の勧めで従兄弟が働いていた東京・新宿の焼肉店、明月館に入店。さらに東京・神田の焼肉店を経て、１９７２年東京・神楽坂で開業後、１９７６年ＪＯＪＯＥＮ六本木本店を開業。今までにない斬新なアイデアとサービスで、毎晩客が押し寄せる人気の焼き肉店となる。現在、首都圏を中心に店舗展開し、２００８年８月現在、４６店舗（「叙々苑」３７店、「叙々苑游玄亭」６店、デリカ店３店）。全国焼肉協会会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[オカピー]

サービスについての名言。「ホテルのスマートさと小料理屋の愛想」お客様との距離感がうまく表現されていて、わかりやすかった。生き残っている企業には、太い理念が息づいているのが伝わってきた。

2012/07/31

[maren]

叙々苑の当時からの店のあり方が書いてある。叙々苑が目指す店づくりなどが書かれている。有名な店は物語がある

2012/07/10

[helpless]

肉の盛り方 を美しさ、そして、最初に取る場所＜上から2.3段目、一番上ではない＞を計算し尽くして提供される。ID焼き肉を垣間見ることが出来る内容。経営理念が現代流の真逆で、昭和時代の社員は家族的なやり方で。閉鎖的神秘性、高価なブランド力を維持するための秘訣を感じた。しかし、ありがちな太鼓持本風な気持ち悪さ感は否めない

2010/07/05

[かばこ]

会社設立以来退職した人数はたったの３人とはどんな経営者なんだろう？と興味を持って最後まで読んだ。社員を大切にすると口先で言う経営者が多い中で、具体的にどのように大切にしてるか明確にしている人なんだと感じた。

[いっぽ]

ご自分でひたすら汗をかいて掴んでこられた感覚、知恵がいっぱい詰まっている珠玉の言葉集です！

2009/01/19