内容説明
モンスターペアレンツから横暴生徒まで。ストレスだらけの教師の生態。湧き上がるのは、同情心?それとも憤り?金八先生でもGTOでもない「普通の教師」、かっこ悪くて、セコくて、みっともないセンセイの姿。
目次
第1章 学校の現場。超複雑な教師の人間関係(ヒマなのか、忙しいのか?教師の一日;実は授業が嫌いな教師たち ほか)
第2章 教師になるのは簡単か!?(意外と簡単!?教員免許取得;唯一の難関、教育実習 ほか)
第3章 フツーの教師の言えない本音(AV・風俗大好き;ストレス解消の爆走趣味 ほか)
第4章 壊れた教師の驚くべき実態!(学校のパソコンで株取引;授業をさぼってパチンコ三昧 ほか)
第5章 教師の給料明細(教師の初任給;「稼げる」教師の条件 ほか)
著者等紹介
上田浩[ウエダヒロシ]
明治大学文学部卒。某公立高校、講師、教諭の経験を10年間経て、現在、教育ライター。学生時代よりライターとして雑誌などに執筆。週刊誌などに教育問題に関する記名コメントなども多い。2007年改名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かっけー
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教師の実情が赤裸々に綴られていて、面白かったです。講師の待遇が結構いいという事とか、私は全く知りませんでした。ただ、日教組について述べられていた箇所には、少し違和感を感じました。2012/04/10
kwy8791
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精神的ストレスから心を病む話かと思ったら、業界暴露話だった。まぁ、それはそれで面白かった。そういうのに興味がある人にオススメの一冊2011/08/15
くどちゃん
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タイトルこそ「壊れかけた教師」だが、現在の教育を嘆くようなありふれた本ではない。著者は元教師。そんな著者にしか書けない教師の裏側に迫る。教師たちの意外な趣味や、恋愛事情、給料にまつわる話など、赤裸々に語る。教職に興味のある人はもちろん、興味のない人でも一読の価値はある書物である。2010/11/06