内容説明
自分の障害を言い訳にしない。周囲の人に支えられながら弱視・色覚障害を乗り越え、東京大学に入学した著者の「ハンデに負けない」生き方。
目次
1 弱視、生まれる
2 弱視、すくすく育つ
3 弱視、学校へ行く
4 弱視、進学する
5 弱視、生活する
6 弱視、東大へ行く
著者等紹介
小川明浩[オガワアキヒロ]
1987年、福岡出身。未熟児で生まれ、弱視、色覚障害があることが生後まもなく判明する。幼少期から福岡市立心身障害福祉センターで訓練を受け、普通学校に進学。その後、受験戦争を勝ち抜いて東京大学に入学。現在はPICASO(東大早慶ベストセラー出版会)の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mayuko Komori
1
☆☆ 母親が出産ぎりぎりまで働いて、産休入った翌日に生まれる。とある割には、予定よりも3か月前に出産し早産で、2600g?と、なんだかよくわからない部分が多く、編集者がもう少し、ちゃんと見てあげてから出版したほうが良かったのでは?と思うところが多々ありました。。。ただ、すごいと思います。ハンディに立ち向かう精神力を育てたお母さまにお話を聞きたいなぁと思いました。2019/07/02
しゃま
0
著者の小川明浩さんは未熟児網膜症のためのロービジョンの方です。小川さんが生まれてから東大に入り、20歳になるまでのことを書いてくださったのがこの本。 ロービジョンの子供たちがどのように見えているか、どの年齢でどんな課題がでてきて、それを乗り越えたり付き合ったりしながら成長していくさまが、明るいユーモアのある表現で書かれています。ロービジョンを言い訳にせず、健康な精神で進んでいるのがすごいなあ。読んで元気になる本。「スパルタで育てた」というお母様もすごい方だなあと思います。2015/05/08