内容説明
妊娠から出産までを胎児が語る、アンデルセンの国からやってきたユニークな物語。
目次
プロローグ・幸福な妊娠
貸室あり
ボク、ここに入っていい?
ボクがいるのがわかるかな
もう、ちゃんと見えるよね
ボクはとっくに住んでいるよ
「ママ」と呼ぶことにした
壁をたたく人はだれ?
ボクの体重、もう三グラム!
ほら、心臓の音が聞こえる〔ほか〕
著者等紹介
島村力[シマムラツトム]
1933年生れ。57年東京大学教養学部教養学科卒業。中央公論社入社後『中央公論』編集長を経て、73年退社。拓殖大学海外事情研究所客員教授、評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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