橘曙覧・独楽吟

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  • サイズ B40判/ページ数 117p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784766208634
  • NDC分類 911.158
  • Cコード C1092

内容説明

さりげない暮らしの一こまをいつくしむ連作五十二首の想い。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

25
『たのしみ』がたくさん詰まった一冊。『たのしみは すびつのもとに うち倒れ ゆすり起こすも 知らで寝し時』『たのしみは 珍しき書(ふみ) 人にかり 始め一ひら ひろげたる時』『たのしみは 心をおかぬ 友どちと 笑ひかたりて 腹をよるとき』2016/09/05

森の三時

22
幕末福井に生きた歌人、橘曙覧による「たのしみは…」で始まり「…とき」で終わる連作短歌52首です。どれも日常の中で感じたささやかな幸せや楽しみを詠んだもの。『たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時』。平成6年、天皇皇后両陛下が米国を訪問した折、当時のクリントン大統領が歓迎の挨拶でこの一首を引用してスピーチをしたことを覚えておられる方もいるかもしれません。日本では忘れられた歌人に再び光を当ててくれたことに感じ入りました。福井市では毎年「平成独楽吟」として短歌を募集しているそうです。2017/01/12

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