目次
1 なぜ本が読めないのか?(「読めない」の意味;精神力を鍛えよう ほか)
2 本を読めない人たち(本を読めない人たちの理由;他人の意見に耳を貸さない人たち ほか)
3 子供の読書について考える(読書を強制するのはやめよう;家庭に読書風景を ほか)
4 書店に行って本を買おう(本を読みたくても、どうしても読めない人たちのために;マンガに興味を持ったら本を読もう ほか)
5 一度は読んでおきたい名作案内(『鼻』芥川龍之介;『絵のない絵本』アンデルセン ほか)
著者等紹介
久利生たか子[クリュウタカコ]
1971年生まれ。作新学院女子短期大学文科国文専攻卒。現在ライター&編集者のウエッブサイト「ライターズ・ジム」にてコラムを連載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッピースマイル
21
相も変わらず大好きな読書についての本。読書しない人のために書かれた本のようだけど、読書しないことのデメリットが本嫌いの人にはイラッとする風に書かれている気が…。私には読みやすくて楽しく読めました。そしていつものように、古典読まなきゃねーという気持ちにさせられるけど、他にも読みたい本がたくさんあって…っていうのは言い訳ですねf(^_^;。2016/11/13
刹那
16
読書にもっとも必要なのは、すべてにおいて自由な環境であるだろう。に共感。自分が自由に選んだ時間に、本を自由に選び、自由に読み、自由に想う。読む本の数をこなしていけば、感性は自由に広がり、判断力も育つ。らしいです。2013/02/15
黒木 素弓
8
後に書いてある書評が、とてもわかりやすくていいと思います。本嫌いな人が読むと、ますます嫌いになる危険性がある本かも(^^;2011/04/24
ず〜みん
4
図書館の本で読破。千田琢哉とか小飼弾の言ってることを彼らの10年前に書いてる女性がいたんだなぁと。子どもの読み聞かせにまで言及してるので、子どもをきっかけに読書するお母さんにはピッタリの本かも?2014/05/06
仮ッ子
4
本を読まない人へ、読まない弊害と読む効用を説く本。ってか、そもそも読まない人はこの本を手に取ることもしないでしょうが…標準よりは読む私でも、なんかカチンと来るというか、ゴリ押しな感じがする。読みたくもない本を強引に押し付けられて、読書が嫌いになりかけた、と著者は述べているが、自分も同じことしてませんか…?と、今ちょっと読書から離れてる自分の目にはそう映った。2013/04/17