内容説明
「世界のソニー」を築きあげた偉大な技術者・経営者、井深大の自叙伝の復刊!人間と科学の夢と可能性を信じてやまない井深DNAの原点がここに。
目次
第1章 「無線少年」を育んだ日々(井深家のルーツ;優しくも実直なる父 ほか)
第2章 限りない科学への好奇心(早稲田大学第一高等学院へ;楽しき科学部時代 ほか)
第3章 世界に羽ばたく科学技術(焼け野原からの復興;「東京通信研究所」の旗上げ ほか)
第4章 科学する心と教育の原点(人間と科学の融合;学問は自然体 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
23
好奇心と気づく力と次世代教育。2016/09/01
Humbaba
7
好奇心を持って、何事にも積極的に首を突っ込む。それによって必ずしも利益が得られるというわけではない。しかし、様々なことに興味を持って知ろうとすることは、非常に重要な資質となる。たとえ上手く行かなかったとしてもその体験は自分の中に残り、何かの時に利用できる。2014/01/03
メタボン
6
☆☆☆ ソニーで成功した井深氏は科学的な物の見方を養うために幼児教育にも力を入れた。まさにものづくりは人づくり。トリニトロンの開発成功がソニーを大きく成長させた。そしてこの書ではあまり言及されていないが、ソニーと言えばやはりウォークマン。今のソニーは井深・盛田時代の見る影もない。2014/06/23