内容説明
ジャーナリストとして活躍しつづける著者の時評、人物論、随想、対談等を自ら厳選した思い出のエッセイ集。
目次
第1部 犬を連れた奥さん(地方的文化人;ばなな現象;キャディのあくび ほか)
第2部 オバタリアン考(ペレストロイカ;揺れ動く世界の中で;男をしごく冬の時代 ほか)
第3部 対談二つと講演一つ(対談「わが川柳、わが落語」―坂本朝一;対談「福音丸から江戸しぐさまで」―村尾清一;講演「話の小銭―対人関係の潤滑油」)
第4部 忘れ得ぬ人(亡妻鍋;三島由紀夫氏の遺言;ある墓碑銘―青山忠敏君のこと;白頭山節―荒垣秀雄氏のこと;ダンディな俳人―楠本憲吉氏のこと;テケテン上陸―伊藤昇さんのこと;夕陽を眺めて―入江徳郎氏のこと ほか)