内容説明
ドルイドは、古代ケルト社会で祭祀を司り、人々を教え導く賢者として君臨していました。彼らは自然の声を聞き、植物のエネルギーを利用する術をもち、その知識と業で人々を癒す医術者としての役割も果たしました。本書では、ケルトの賢者たちが用いた古代の知恵を礎に、現代にも連綿と引き継がれる薬用植物やその利用方法を紹介します。現代科学がその有効性を解明する数百年、数千年前から彼らが信じ、頼ってきたハーブの活用術。それは偉大なる古代の知恵と再びつながり、ケルトに息づく自然や宇宙の神秘世界に触れる貴重な鍵になることでしょう。
目次
ドルイドの世界(ドルイドとケルトにまつわるイメージ;ドルイドの意識:自然に向けられたもう一つのまなざし;ドルイドの活動:植物の採取と収穫;植物の様々な伝統的利用法;ドイルドの伝統の中の力ある動物たち)
ドルイドの植物(セイヨウノコギリソウ(ヤロー)、大工のハーブ
ラムソン、清めの植物
オウシュウヨモギ、女性の植物
サンザシ(ホーソン)、真中の道
ゴボウ(バードック)、引っかけ植物 ほか)
著者等紹介
林真一郎[ハヤシシンイチロウ]
薬剤師・臨床検査技師。東邦大学薬学部薬学科卒業。グリーンフラスコ株式会社代表。東邦大学薬学部客員講師。日本赤十字看護大学大学院非常勤講師。医師・鍼灸マッサージ師・助産師・薬剤師などとネットワークを作り、情報交換を行いながらホリスティック医学としてのアロマテラピーやハーブ療法の普及に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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