感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
122
イタリア人が作るとコンクリートの建物でもこんなに面白くなるのかー、と感心致しました。 歩道橋とか公共団地でさえ不可思議な。 ブルータリズム建築;コンクリート打放しの建物2024/10/27
kei-zu
15
コンクリートは建築を自由にした。本書は、主に1960年代から70年代にかけてイタリアげ建築された、当時最先端の建築を紹介する。表紙の建物は公営住宅だという。紹介される建物の中には、今では廃墟となっているものも少なくないが、建物の迫力が時代を超えて、その存在感を主張する。写真を通しても、ざらっとした触感が感じられるようだ。当時の建築家は、未来に何を残そうとしたのだろうか 2024/11/14
Teo
1
ただのコンクリート打ち放しではない。デザインが荒々しい。こんな凄い建築がイタリアにこんなにあるのか。確かに日本にも少しある。特にボローニャのフィエラ地区センターは丹下健三の山梨文化会館じゃんと思ったらやはり丹下健三だった。山梨の方が先。2024/10/11
ササーキー
1
イタリアにこんな建築が。教科書には出てこない面白さ。2024/08/12
hukukozy
0
本書の冒頭でのエイドリアン・フォーティーの論考が興味深いです。フォーティーと言えば『メディアとしてのコンクリート 土・政治・記憶・労働・写真』で、近代からのコンクリートに込められた意匠・文化的な価値を色々な視点から論じています。 本書の対象が「ブルータリズム建築」であるように、イタリアの建築においてコンクリートに思いが託されていたことを記しています。 2025/11/30




