魔女絵の物語―魔女をめぐる図像の歴史と変遷

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魔女絵の物語―魔女をめぐる図像の歴史と変遷

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  • サイズ B5変判/ページ数 108p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784766137699
  • NDC分類 702
  • Cコード C0076

内容説明

古代より神話や聖書、文学、芸術に登場し人々とともに存在し続けてきた魔女。デューラー、ブリューゲル、ゴヤ、ドラクロワ、クレー、ミロなど偉大な芸術家たちは魔女をどのように表現してきたのでしょうか?紀元前から現代にいたるまでの魔女とその図像の歴史と変遷を紹介します。

目次

魔女を物語る重要作品18(“オデュッセウスとキルケー”ブリュッセルのオイノコエの画家に帰属/紀元前470~460年頃/粘土/高さ20.2cm/ルーヴル美術館、パリ;“牡山羊の礼拝”あるいは“サバトの情景”マルゲリート・ド・ヨーク/ジャン・ティンクトール『ヴァルド派の罪について』の挿絵/1470~1480年/羊皮紙に彩色/24.9×18cm/フランス国立図書館、パリ;“魔女”アルブレヒト・デューラー/1500年頃/銅版画/11.7×7.2cm/ウフィッツイ美術館、フィレンツェ;“ふたりの魔女”ハンス・バルドゥング・グリーン/1523年頃;ミクスト・メディア、板/65.3×45.6cm/シュテーデル美術館、フランクフルト;“狂女フリート”ピーテル・ブリューゲル(父)/1563年/油彩、板/115×161cm/マイヤー・ファン・デン・ベルク美術館、アントウェルペン ほか)
魔女を物語る意外な作品19(“演劇の一場面:呪術師への訪問”ディオスコリド・デ・サモス/紀元前2世紀/モザイク/42×35cm/国立考古学博物館、ナポリ;“魔女”ジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエリ、通称グエルチーノ/1640年頃/インク、紙/19.5×17cm/ロイヤル・コレクション、イギリス;“魔女のいる情景”サルヴァトール・ローザ/1645~1649年頃/油彩、カンヴァス/直径54.5cm/クリーヴランド美術館、クリーヴランド;“角の生えた魔女”作者不詳/18世紀/油彩、カンヴァス/個人蔵;“マクベスの3人の魔女”ダニエル・ガードナー/1775年/グァッシュ・チョーク、カンヴァス/94×79cm/ナショナル・ポートレート・ギャラリー、ロンドン ほか)

著者等紹介

パレ,アリックス[パレ,アリックス] [Par´e,Alix]
ルーヴル美術学校卒。17~20世紀西洋絵画の専門家。8年間、ルーヴル美術館とヴェルサイユ宮殿で勤務。美術史のワークショップや講演を行うほか、パリで開催される大規模展覧会に関わる

冨田章[トミタアキラ]
1958年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。成城大学大学院文学研究科修了。財団法人そごう美術館、サントリーミュージアム“天保山”を経て、現在、東京ステーションギャラリー館長。これまで「ロートレック展 パリ、美しい時代を生きて」「エミール・クラウスとベルギーの印象派」「シャガール―三次元の世界」「メスキータ」などの展覧会に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

181
表紙絵に魅かれて読みました。 魔女狩りの時代、中世の作品が中心かと思いきや、近代の作品が多い感じです。男達の欲望や妬み等を、魔女呼ばわりした女性に押し付けてきた負の歴史です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000271.000084584.html2023/08/28

星落秋風五丈原

20
魔女のアトリビュートはもちろん箒。最後のコンセプチュアルアートも箒。使い魔として黒猫。乗っかるのは牡山羊。【歴史と変遷】とあるように、魔女がどのようにして生まれ、描かれてきたかが大判で描かれているのでわかりやすい。サバトに向かう魔女たちは皆宙を飛んでいる。シェイクスピアの『マクベス』に登場する、予言する魔女たちが大人気だ。えらく美しい魔女たちがいるのは、実在のモデルに寄せているからだ。ジャンヌ・ダルクの絵や、『べらぼう』ファンには馴染みの深い浮世絵として滝夜叉姫が登場。 2025/05/01

くさてる

19
紀元前の赤絵式の絵画から現代のコンセプチュアルアートまで、絵画に描かれてきた〝魔女〟の姿をカラー図版も豊富に丁寧に解説したもの。たくさんの美しい絵画を堪能できた。文章も決して添え物ではなく、読み応えのある面白いものでした。お好きな方におすすめです2024/01/06

HaruNuevo

17
古代ギリシアの赤絵壺から現代のコンセプチュアルアートまで、魔女をテーマとした美術の大家たちの作品を概観する。 先日読んだ『悪魔絵の物語』でも同様だが、特に目を引いたのは、本書の表紙絵にもなっているフランツ・フォン・シュトゥックの作品だった。 あとはキルヒナーの作品かな。 結局、自分はドイツ近代絵画が好きなのだと思う。2024/01/26

ganesha

8
ルーブル美術官とヴェルサイユ宮殿に勤務した17〜20世紀西洋絵画専門家による、魔女の絵画や彫刻などの歴史と変遷をまとめた一冊。ブランクーシとキキスミスとデュルメールの魔女が素敵だった。印象的な表紙はシュトゥック、カンディンスキーの先生だったとは。2023/09/17

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