内容説明
文字組にとって美とは何か？タイポグラフィの第一人者が古今東西の名作組版に迫る。
目次
組版造形名作精選“欧文”
近現代の組版造形“欧文”（ＡＬＤＵＳ ＭＡＮＵＴＩＵＳ（アルダス・マヌティウス）
ＧＩＯＶＡＮＮＩ ＭＡＲＤＥＲＳＴＥＩＧ（ジョヴァンニ・マーダーシュタイク） ほか）
組版造形名作精選“和文”
近現代の組版造形名作精選“和文”（柳宗悦（やなぎ・むねよし）
寿岳文章（じゅがく・ぶんしょう） ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメヲトコ
6
2024年3月刊。今年最後の一冊はこちらで。欧文・和文の書籍の中から著者が見出した組版の名作97点をできるだけ原寸で採録し、なおかつその設計原理を丁寧に読み解いた一冊です。欧文ではヤン・ファン・クリンペン、和文では江島任の仕事をこの本で初めて知りましたが、思わず眺め入ってしまいます。この本をちびちび読むのが夜のひそかな楽しみでした。2024/12/31
