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内容説明
デザインは設定された目的を後ろ足でとらえつつ、その踏み出す一歩でつねに未知の世界線に向かう。あらゆるデザインプロジェクトは、人間が現実を変革しようとする企てだ。デザインに託されていた大きな物語が失われて久しい現在、自分の持ち場で活動を続けるグラフィックデザイナーたちの思考とビジョンに迫る報告書。グラフィックデザインという方法でそれぞれの世界に向き合う約40組の実践。
目次
第1章(平野正子―行動と好奇心がつなぐ道;八木幣二郎―未来につながるデザインの実在論;岡〓真理子―対象を抽象化、構造化しグラフィックに翻訳する ほか)
第2章(ボールデザイン―独立しつつ高め合う、デザイナー同士の相互関係;相島大地―自分から始まるアートブック・レーベル;山本浩貴+h―相互還流による場を生みだしていく ほか)
第3章(大澤悠大―現代ならではのグラフィック美学を追求する;藤田裕美―「抵抗の装置」としてのエディトリアルデザイン;高良真剣―見える世界と見えない世界をひとつのものに ほか)
著者等紹介
室賀清徳[ムロガキヨノリ]
編集者。1975年、新潟県生まれ。1999年よりグラフィックデザイン、タイポグラフィについての編集、評論、教育にかかわる。『The Graphic Design Review』(JAGDA)編集長。前『アイデア』編集長。武蔵野美術大学、東京芸術大学非常勤講師。ミームデザイン学校講師
西山萌[ニシヤマモエ]
編集者。多摩美術大学卒業後、出版社に入社。雑誌『TOKION』再創刊号の企画編集を経て独立。編集を基点にリサーチや企画立案、取材執筆、キュレーションや場所作り等、フィールドを横断した雑誌的な編集から生まれる新たなクリエーションの形を模索中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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