内容説明
2021年12月25日、徳島県と高知県をまたがる阿佐海岸鉄道にて、鉄路と道路を行き来できる全く新しい車両『DMV(Dual Mode Vehicle)』が営業運転を開始!乗客を乗せたまま、わずか15秒で鉄道モードとバスモードをチェンジするシステムは世界初(分単位でチェンジするものは世界で過去例あり)。このDMVがどんなものか、どこを走っているのか、どう開発されたのか、関係者のインタビューを含め徹底紹介。また世界で過去に開発・運用されていた同様システムや、軌陸車、コンセプト的に近いレールバスなども解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
8
2021年に阿佐海岸鉄道で本格的な旅客営業が始まったDMV。鉄道とバスのいいとこ取りのようにも思われるが、開発関係者インタビューによると同じ車両はもう二度と作れないかもとのことである。JR北海道の最初の開発時は自動車メーカーから車両情報提供は何もなくいちいち分解して車両分析。後に自動車メーカーからの情報提供も受けれることになったものの、自動車はモデル・マイナーチェンジがありトヨタコースターもベース車が変わるので今のと同じのはもう作れないようだ。またマイクロバス車両寿命は5年とされ、2026年以降どうなる?2022/06/15