内容説明
戦後スイス・タイポグラフィの精神を発展させ、70年代から大阪を拠点に国際的なデザイン活動を続けたヘルムート・シュミット。東西をつなぎタイポグラフィにかけたシュミットの生涯を概観する待望の作品集。スイス・バーゼルでのタイポグラフィ実験から、西ドイツでの選挙キャンペーンデザイン、日本での大塚グループや資生堂のパッケージおよびロゴタイプの仕事、『タイポグラフィ・トゥデイ』をはじめとする出版物など、自主プロジェクトからクライアントワークまで、シュミットが取り組んできたプロジェクトを本人のコメントとともに多数収録。代表的な講演「デザインは姿勢である」も本邦初収録。
目次
1 実験と実践:バーゼル時代の展開
2 国際化するデザインの現場で:NIAでの仕事
3 余白とフォルム:日本文化と美学の探求
4 有機性とシステム性:スウェーデンでの洗練
5 政治的主体として:ドイツ社会民主党のデザインプログラム
6 文字形象と理念:企業や店舗のアイデンティティ
7 機能と戦略をつなぐ:大塚のパッケージ
8 優美さの本質:資生堂のブランドロゴ
9 姿勢の表明:出版物とポスター
10 講演録「デザインは姿勢である」
感想・レビュー
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