内容説明
全110種の昆虫・奇蟲たち。
目次
昆虫(カメムシ目;コウチュウ目;ハエ目;チョウ目;ハチ目 ほか)
奇蟲(ワラジムシ目;ヨコエビ目;オオムカデ目;ジムカデ目;ゲジ目 ほか)
著者等紹介
渡邊孝平[ワタナベコウヘイ]
1978年生まれ。麻布大学獣医学部動物応用科学科卒業。電子顕微鏡1級技士。民間の臨床検査会社で透過型電子顕微鏡を使った病理学的検査に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
36
電子顕微鏡で撮影された生物(主に昆虫)の写真集です。色付けはされていませんが、逆にそこがいい!わかりにくくても大丈夫。写真がどの部分なのかがイラストで説明されています。昆虫の口吻の美しさ、独自さにもうっとりしました。ベニシジミが鱗片に覆われている姿もすごくかわいい。かわいいですが、もちろん一番うっとり眺めたのはニホンミツバチです。針の返しの部分をもっと拡大してほしい~!2022/10/21
姉勤
33
ミクロな目線を手に入れれば、一寸の虫のも五分の魂ならぬ、一丈(3.3m)のモンスターが目の前に現れたような、恐ろしいまでの異形。主に昆虫の部位の、拡大した電子顕微鏡写真。酸素濃度と温暖化さえ適していれば1メートルのムカデや、80センチのトンボが飛んでいた時代がある様だが、そんな世界を垣間見た様な気分になる。2023/01/13
itokake
17
小さな世界を驚きの解像度でみせてくれるので、走査型電子顕微鏡写真が好き。ミツバチの針にかえしがあるとは聞いていたが、想像していたのと全然違った。職人技のようなみごとなかえしだった。カマキリなど虫の毛づくろいはかわいくて、やっているとついみてしまう。オオカマキリは毛づくろい用のブラシを持っている!前脚の側面に小突起物が密集している様子がばっちり撮影されている。ガロアムシの目は退化的というが、普通の写真では黒い点が写る。ところが走査電子顕微鏡だと、眼がどこにもない。埋没しているらしい。2023/03/01
Qfwfq
0
★52022/08/26