内容説明
アーティスティックで総合的な人体デッサンのアプローチ、モルフォロジーの視点から、多様な人体デッサンを紹介。骨格、筋肉組織、解剖ディテール、動作の様子など、新たな視点から人体を観察するヒント満載!持ち歩きにも便利な、必読の1冊!!
目次
序文
はじめに
頭部と頸部
体幹
肩
上肢
下肢
生体
著者等紹介
ローリセラ,ミシェル[ローリセラ,ミシェル] [Lauricella,Michel]
パリ国立高等美術学校卒業。20年にわたり、リヨンのエミール・コール美術学校、パリ・アトリエ・デ・ボザール、ゴブラン美術学校にて、モルフォロジーの講義を行う。現在はパリLisaa(応用アート高等学校)およびアトリエFabrica114(ファブリカ114)の教授を務めている
布施英利[フセヒデト]
美術批評家、解剖学者。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了(学術博士)。東京大学医学部助手(解剖学)を経て現在に至る。著書および監修書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
23
【拾読】モルフォロジー(形態学)というものを知る。形態とは『外形的な現れ(形、構造、色、模様)とともに、骨や器官などの体内の形状や構造』ということなので(wiki)表面と共に骨や筋肉を意識しての人物デッサンとなる。はぁ、こんな世界が積み重ねられているのね、と驚く。まずはパラ見。ちょっと遠い世界にも感じるが、時間を作って模写していきたい。2022/04/24
わちゃこ
5
形態学(器官や組織の肉眼的・可視的な特徴)による人体を描くための新テクニックとある。これは読むというより、手元に置いて、人物を描く際に骨や筋肉はどうなっているのか?確認するのに役立つのではないか?と思った。2020/01/08
サトゥルヌスを喰らう吾輩
3
ミニシリーズの箱モル、筋肉、ときてついに本モルにたどり着きました。半年ほどまえ書店でぱらぱらめくって「わー、難しそう。絡みづらい。これはまだ使えないよー」と思ったその本がある日とつぜん「……わ、わかりやすい!なんだこれは!わかる…わかるぞ…!あは、あはあはあは!」となった衝撃は忘れ難いです。個人的には同じタイミングで買ったJハムの『人体のデッサン技法』と併用するとさらに効く感じがします。2022/08/31
おじょう
3
何も考えず読まずひたすら模写するのに便利だった2021/08/28
すみお
2
2018年にまるまる1冊模写。全部描き終える頃には全身の絵を描くのが好きになっていた。2018/06/30