内容説明
ある色を中心に使いたいけど、どのように使ったらいいか分からない、という方のために使い方のサンプルを豊富に揃えました。デザインで使えるその色の知識を簡単にまとめてあります。色の楽しさや奥深さを読み取ることができます。ページを眺めるだけで色を知ることができます。色彩の目的であるイメージの創造を行うために、本書ではデジタル色彩の立場から、カラーイメージを元にした配色を行っています。配色の本では珍しく金銀色と蛍光色の扱い方をも収録しています。参考になる種々の色との組み合わせのサンプルを多数用意してあります。色から入り配色、そして求めるイメージとの出会い。本書は色の字引であり、色から引ける配色辞典のような簡便性が特徴です。多くの配色に出会ってください。
目次
1 暖色系の使い方
2 寒色系の使い方
3 中間色の使い方
4 無彩色の使い方
5 金銀色の使い方
6 蛍光色の赤と桃の使い方
7 蛍光色の黄と緑の使い方
著者等紹介
南雲治嘉[ナグモハルヨシ]
1944年東京生まれ。金沢美術工芸大学産業美術学科卒業。グラフィックデザイナー。専門学校でデザイン教育に携わる一方で、デザイナーとして活躍。デザイン理論と表現技術の長年に渡る研究とカラーイメージチャートによる新しい色彩システムを実用化した。1990年に株式会社ハルメージを設立し、戦略立案、企画制作を主に幅広いデザイン活動を展開している。販売促進やデザイン、現代美術、表現技法、色彩、発想概論に関する講演や企業向け研修の依頼も多い。現在、(株)ハルメージ代表、デジタルハリウッド大学名誉教授、中国メディア大学/上海音楽学院教授、一般社団法人国際カラーイメージ協会理事長など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。